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「いずれ真実が明らかになる」 鹿児島県警・野川本部長離任会見 不祥事の隠ぺい疑念拭えぬまま離任へ (24/11/01 18:58)

鹿児島県警の野川明輝本部長が11月5日の離任を前に、1日県警で会見を開きました。

不祥事の隠ぺい疑惑が払拭されないまま鹿児島を離れる本部長に対し、記者からは質問が相次ぎました。


鹿児島県警・野川明輝本部長
「警察活動に様々なご支援ご協力を賜りました県民の皆さまに感謝を申し上げるとともに、一連の非違事案を巡って県民の皆様に多大なご心配、ご迷惑をお掛けしましたことを改めてお詫びを申し上げます]


会見の冒頭、県民に対する謝罪の言葉を述べた野川明輝本部長。
2022年10月の着任から2年あまりの任期を終え、警察庁長官官房付への異動が決まっています。

在任中の2024年4月以降、現職警察官や元幹部の4人が立て続けに逮捕され、中でも警察の内部情報を外部に漏らしたとして、国家公務員法違反の罪に問われている、前の生活安全部長は「枕崎署員の盗撮事件で、本部長が事件の隠ぺいを図った」と訴えています。

この隠ぺい疑惑をめぐる元幹部の裁判も始まらない中で、鹿児島を去ることになる野川本部長に対し、記者からは責任逃れではないかと質問が相次ぎました。

記者
Q.疑念と向き合って来たこと、全力を尽くしたというのは分かったが、一つ一つの細かいところに思いが至っていない事への反省は?

野川明輝本部長
「先ほども申し上げたが、過去に起きた客観的事実は変わるところがない。時間がかかったとしても、いずれは明らかになるだろうという認識」

幾度にもわたる質問に野川本部長は「いずれ真実が明らかになる」との回答に終始しました。

残りの公務を理由に質問は打ち切られ、わずか20分足らずで野川本部長は会見場を後にしました。

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