巾着切り(きんちゃくきり)とは、江戸時代に横行したスリの俗称です。当時の庶民が金銭を収納するために腰に下げていた「巾着」を刃物で切り取る手口が一般的だったことから、この名称が定着しました。
混雑した場所で巾着の紐を切り落とすか、袋自体を切り裂いて金銭を奪うのが典型でした。特に人通りの多い両国や浅草、芝神明周辺で多発していたそうです。その他、遣手や墨客についても解説しています。
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