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【源氏物語あらすじ解説】篝火:玉鬘十帖その6:秋の夜長にはかなく燃え上がる恋の炎の行方は?|めっちゃ!源氏物語

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【動画概要】
『源氏物語』第22帖「玉鬘」から第31帖「真木柱」までの十帖を「玉鬘十帖」と言います。この「玉鬘十帖」は『源氏物語』の本筋に対して、「玉鬘」という女性に焦点を当てた一連のストーリーとして「並びの巻」と呼ばれています。今回は、その「玉鬘十帖」の第6話「篝火」の巻。秋の夜に燃えあがる篝火の炎のように、光源氏の玉鬘への恋の炎はどんどん燃えあがっていきます。


【語句解説】
・六条院(ろくじょういん)
…光源氏が晩年に建てた豪華な邸宅。春夏秋冬4町の寝殿造からなり、春の町には紫上と光源氏、明石の姫君が、夏の町には花散里と夕霧が、秋の町には秋好中宮が、冬の町には明石の君が住まっている。

・玉鬘十帖(たまかずらじゅうじょう)
…『源氏物語』における第22帖「玉鬘」から第31帖「真木柱」までの十帖。頭中将と夕顔の娘である玉鬘を中心とした一連の物語が描かれている。

・玉鬘(たまかづら)
…夕顔と頭中将の娘。美しく、豊かな黒髪の持ち主。現在は光源氏の養女として六条院・夏の町の西の対で暮らしている。

・頭中将(とうのちゅうじょう)
…光源氏の亡き正妻・葵上の兄に当たり、親友であり、また恋の競争相手でもあった。この巻では内大臣となっており、光源氏の政敵となっている。

・近江の君(おうみのきみ)
…光源氏が六条院に引き取った玉鬘を羨み、近江の国から探し出した娘。父親の期待に反して早口で無教養なため、様々に賞賛される玉鬘と対比される「笑われ役」となっている。

・右近(うこん)
…亡き夕顔に仕える女房であったが、夕顔の死後、光源氏の女房となる。光源氏が須磨へ都落ちして以降、紫の方に仕えた。今は玉鬘の女房として仕えている。

・女房(にょうぼう)
…高貴な人にお仕えする女官。

・夕顔(ゆうがお)
…17歳の光源氏の愛した中流階級の女性。五条の夕顔の咲く屋敷にひっそり暮らすこの女性は、以前頭中将の愛人で子供まで設けていた。光源氏は彼女の従順さ・素直さにのめりこみ、身分を隠して通うようになった。逢瀬の最中、物の怪の祟りで亡くなってしまう。

・荻(おぎ)
…イネ科ススキ属の植物の一種。 草丈は1~2.5mほどで、河川敷などの湿地に群生する。

・和琴(わごん)
…雅楽で用いられる日本固有の絃楽器。六絃で、琴軋(ことさぎ)や指で弾いて演奏される。現在の琴とは系統が異なる。

・紫の方・紫上(むらさきのかた・むらさきのうえ)
…光源氏の正妻格として扱われる最愛の妻。六条院の春の町の女主人。容姿・知性・性格・才芸などでも理想的な女性として描かれる。(※本動画では紫の方)とする。

・篝火(かがりび)
…夜間の警護や照明などのために、3本の脚に支えられた鉄籠の中で焚く火。

・釣灯籠(つりどうろう)
…軒先などにつるす灯籠。置灯籠に対していう。

・西の対・東の対(にしのたい・ひがしのたい)
…寝殿造りで、東西に造られた別棟。六条院の夏の町では、西の対には玉鬘が、東の対には夕霧が住んでいた。

・箏(そう・こと)
…日本の伝統楽器(和楽器)の一つ。木製の長い胴に13本の弦を張った弦楽器で、一般的に「箏(こと)」と呼ばれ、「琴」の字を当てることもある。

・柏木(かしわぎ)
…頭中将(内大臣)の長男。「柏木衛門督」とも呼ぶ。光源氏の息子・夕霧の友人で、この後光源氏の正妻となる女三宮と密通する重要人物である。

・簾(すだれ)・御簾(みす)
…寝殿造りの母屋と庇(ひさし)の間に掛けられたすだれのこと。高貴な領域と外部を隔てる間仕切りであり、貴族を象徴するものであった。

#玉鬘十帖 #篝火 #めっちゃ!源氏物語

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