兵庫・斎藤知事「答えられることはしっかり答えているつもり」　記者から「質疑が噛み合っていない」指摘に反論　定例会見（2025年6月25日）

兵庫県の斎藤元彦知事は、6月の県議会に提出された「知事定例記者会見の運営に関する請願」について問われ、「記者会見の場は、政策を県民に説明し、記者の皆さんにご理解いただく重要な機会だ」と述べ、運営は適切に行われているとの認識を示した。

これに対し、出席した記者は「報道機関の記者として疑問点を尋ねた際、質疑が必ずしも噛み合っているとは思えない」と指摘し、「『何度聞かれても同じ答弁になります』という対応では説明責任を果たしているとは言えないのではないか」と問題提起した。

斎藤知事は「発表項目以外の質問についても、自分が答えられることはしっかり答えているつもり」と応じた上で、「記者さんからすれば十分でない面もあるかもしれないが、引き続き努力したい」と改善への意欲もにじませた。

また、「時間延長の常態化」という請願の指摘については「公務があるため、時間内での実施にご理解を」とし、対応には限界があることを説明した。記者会見のあり方を巡る質疑が続く中で、知事は「今後も適切に対応していく」と述べた。

会見全編はこちら：   • 兵庫県の斎藤元彦知事が定例会見【ノーカット版】（2025年6月25日）  

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